インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ


診査・診断・治療計画の立案

診査・診断・治療計画の立案

手術をする前に、全身の健康状態(ケースにより血液検査なども含む)と、さらに口の中の状態、特に残っている歯周の状態や歯の喪失した所のあごの骨の状態を調べ、インプラントの手術をしても大丈夫かチェックします。症状により、必要な場合、協力医院(北本・北里メディカルセンター・東大宮・大宮・熊谷等)にてCTスキャンなどを撮影して(患者様負担25,000円前後)骨の形や量の状態を調べてインプラントができるかどうか診断し、被せ物までの治療計画を立てます。

1次手術

1次手術

歯が喪失した部分の歯ぐき(粘膜)を切って、あごの骨にドリルで穴をあけ、歯の支えとなるインプラント(「インプラント体」「フィクスチャー」といいます)を骨の中に埋め込みます。生体に馴染みのよいチタンという金属が材質として多く使われています。

骨の治療

骨の治療

最近では、インプラントの埋め込み直後や早期に力をかける事もありますが、インプラントと骨がしっかりと定着する(骨がインプラントに寄った状態を「オッセオインテグレーション」といいます)のに、下あごで3ヶ月、上あごで6ヶ月かかるといわれています。

2次手術

2次手術

1回法という手術法では、1次手術においてインプラントは頭だしされているためにこの手術ステップはありません。一方、2回法のインプラントでは骨の治癒後、粘膜を切開してインプラントの頭を出します。

補綴治療

補綴治療

歯ぐき(「歯肉」や「粘膜」といいます)の治癒後、インプラント上面を含む口の中の型取り(「印象」といいます)を行い、その模型上で作製したクラウンやブリッジ、場合によっては義歯を作製します。補綴治療の順序として、まず仮歯(「暫間補綴物」といいます)をインプラントの上に被せて歯の形や噛み応えを確認し、その後最終的な被せ物(「最終補綴物」といいます)の作製をするのが一般的です。